ついにArtifactの予約が始まりました!

DCGプレイヤーの方は、かなり話題になっているので聞いたことがあるかもしれません。

ArtifactはValve(Steamの運営元)が開発・運営するDCGです。

ValveはSteamの運営だけではなく、Dota2やCounter Strikeシリーズ、Portal等のゲームの開発・運営もしています。

多くのユーザーに支持される質の高いゲームを開発しており、特にDota2やCS:GOはeSportsとして高額賞金を懸けた大会も数多く開催される、規模の大きいタイトルになりました。

これまでのValveの面白いゲーム開発、そしてeSportsとして発展させていく運営の手腕を見てきたからこそ、多くのゲーマーがArtifactという新作ゲームにも期待を寄せいています。

私もプレイするつもりで予約購入も済ませました。…が、肝心のゲームシステムやルール等をほとんど調べていなかったので、自分用にまとめました。

英訳等不十分・情報が古い・間違っているところがあるかもしれません。その時はそっと教えていただけると幸いです。

目次

Artifactの世界観。 

世界観は”Dota2”がベース。

Artifactのゲームルール。

勝利条件

3つの分割されたレーンがあり、それぞれのレーンには初期ヘルス40の”タワー”が両陣地に存在。タワーが破壊されると80ヘルスの”エンシェント”になって再び建設される。

勝利条件は以下の2択。

  1. 2つのレーンでタワーを破壊する
  2. 1つのレーンでタワーとエンシェント両方を破壊する

フェーズ

展開フェーズ→アクション・攻撃フェーズ→買い物フェーズ”をぐるぐる。

(以下簡単なフェーズ内容)

展開フェーズ

ヒーローを配置する。(1ターン目に配置する3体のヒーロー・2ターン目、3ターン目に配置するヒーローはデッキ構築時に決定)

また、1ターン目には1体のMelee Creepがランダムにスポーン。2ターン目以降は2体(以上?)のCreepがランダムにスポーンする。

※Creep:ヒーローではないが場に出るミニオン

アクション・攻撃フェーズ

レーン毎にアクション(カードの使用)をするか否か決め、その後ミニオンが戦闘。

カードの使用には

ヒーロー・Creepを倒すことによってゴールドを獲得する。

※ヒーローは倒されても消滅はせず、場外に置かれたうえで1ターン後に再配置可能。

ショップフェーズ

獲得したゴールドで”アイテムカード”を購入可能。

ショップでは、ランダムな”シークレットショップ”アイテム”デッキに入れた”アイテム消耗品の3種類が並べられる。

以下勝利まで繰り返し。

ヒーロー

ヒーローは倒されても消滅しないほか、”装備品”アイテムを装着することで永続的なバフを得ることができる。

ヒーローは倒された後、再配置する際に場所を自由に選択することができる。

デッキ

デッキは5人のヒーローと最小枚数40枚のカードから構成。カードの最大枚数に限度無し。

”Signature Card”という、各ヒーローに紐づけされたカードが3枚ずつ存在し、それらはヒーローをデッキに入れた時点で自動的に挿入される(デッキ中15枚は確実にSignature Cardが入るということ)。

ヒーロー以外は、同じカードを3枚までデッキに入れることができる。

デッキに絶対に入っているもの

  • 5人のヒーロー
  • 5人×3枚のヒーローに紐づけされた”Signature Card”
  • 9枚以上のアイテムカード

ゲームモードの種類。

 ローンチ時には次のソーシャル・カジュアル・エキスパートの3つのゲームモードが解放される予定。

ソーシャルプレイ

  • ユーザー主催のトーナメント
  • プライベートロビー
  • オープンプレイ:ある特定のプレイヤーグループ(Steamのコミュニティやフレンド)のみに対して、”対戦募集中”であることを示し、対戦できるモード

カジュアルプレイ

  • vs.Bot:自分が所持していないカードも含めて、Botのみ全カード使用可能(11/30訂正)
  • グローバルマッチメイキング:自分の所持カードで構築したデッキのみ。自動的に同じくキューを入れている相手を探してくれるモード
  • カジュアル構築ガントレット:自分の所持カードで構築したデッキで行うガントレットモード。ガントレットについては後述

将来的には別のルールのカジュアルガントレットも実装される予定。

エキスパートプレイ

  •  ガントレット:リスクと戦利品をかけて戦うモード

ガントレットについて

ガントレットは”敗北する前に何人の相手に勝てるか”を競うモード。(例:2敗する前に5勝するチャレンジ)

いくつかのガントレットでは、何勝したかによって”チケット”や”パック”が賞品としてもらえる。これらの戦利品を懸けたガントレットでは、”イベントチケット”がガントレットモードの入場に必要になる。(おそらくエキスパートプレイのこと?)

他にも入場料が必要のないガントレットも存在。(おそらくカジュアル)

プレイモードについて追記(11月19日)

オープンベータのフィードバックを受けて、プレイモードの拡充が行われるようです。

  • 招集令ドラフトモードをユーザー主催トーナメントでもプレイ可に
  • カジュアルプレイにドラフトガントレットを追加

最初に予定していたプレイモードだけでは、充分にドラフトの練習ができないという意見から追加された模様。

※当初はエキスパート(入場料が必要なもの)でしかドラフトがプレイできなかったことから

またイベントチケットの入手手段が、現金購入のみから不必要なカードとの交換でも入手可能になります(正式サービス開始後導入)。

Artifact:11/8 Beta Update(公式)

カードについて。

前提として、ArtifactはFree to Playではなく、ゲーム本体(スターターキット)2300円+アイテム課金型のシステムを採用している。

Artifactを購入すると、『カードパック10個・イベントチケット5個・2つのスターターデッキ』が含まれている。(スターターデッキはRed/Green BrawlerBlue/Black Controlの2種類)

カードパック

カードパック1つにつき、12枚のランダムなカードが入っている。

ヒーローカード1枚アイテムカード2枚は確定で、さらに少なくとも1枚は一番高いレアリティのカードが封入。

追加のカードパックは1.99ドルで購入可能。

また、”エキスパートガントレット”というプレイモードで勝利していくことでカードパックを手に入れる機会がある。

カードの交換

ローンチ時、HearthstoneやGwentのような、要らないカードを砕いて欲しいカードと交換する機能は存在しない。

全てのカードのやり取りは”Steamマーケット”を通じて行われる。

SteamマーケットはSteamウォレット(Steam内でのみ利用可能な通貨)を用いてトレードされる。*Steamウォレットは現金等からチャージするか、自分が何かを出品してトレード成立することでしか手に入れることができない

自分が要らないカードを出品し、自分が欲しいカードは他人の出品から購入することで入手することが可能。

追記 (11月29日)

↓11月29日の発売後、実際にBot戦を何戦かしてみた後の感想 

参考サイト

The ArtiFAQ [Updated]

もたもたと記事を書いていたら、ArtiFAQ(公式)も日本語化されてました…。

Artifact: The Basic Rules Explained (For Beginners) - YouTube

基本的なゲームルールを解説されている動画

Everything you need to know about Valve's Artifact: "The whole point is to steer away from pay-to-win" | PC Gamer

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