2018年もあと少しとなりましたが、年が変わると新しくしなければならないもの、それは『手帳』です。皆さんは来年の手帳はお決まりでしょうか。

毎年恒例ですが、10月頃からのこの時期は”手帳”の時期です。1月はじまりの手帳が売り出される、手帳フリークの方にとっては大事な時期にあたります。

手帳ガチ勢の方はもうすでに自分の手帳を選んで買ってらっしゃると思うのですが、私はつい昨日、悩みに悩んで手帳を購入してきました。どう使おうか用途を悩んだ結果、EDiTの週間ノートに決定。

来年アナログ手帳を使おうかどうしようかお悩みの方もいらっしゃると思います。

私が何故手帳を使おうと思ったか、どのように使う予定かを書き出してみることにしました。

目次

手帳を使うか使わないか。

私は文房具・特に万年筆が大好きで、書くこともとても好きなのですが、何故か手帳は続いた試しがありません。自信満々に言うことでもありませんが、どうしてか続かないのです。

手帳選びはとても楽しく、こんなこと書こう、こういう風に記入しよう、と毎回ワクワクしながら計画しています。しかし、必ず途中から筆が止まり、予定も書かなくなってしまう。半分ページが真っ白なほぼ日手帳が3年分転がっています。

飽き性なこともありますが、一番の理由は変な完璧主義を持っているからです。数ページ白紙が続くと「これではいけない」と意識してしまい、猶更続きが書けなくなってしまいます。少しでも欠けてしまうと、それはもうダメなもの、と思い込んでしまうのです。

正直、スケジュール管理・ToDo管理だけなら、GoogleCalendarとTodoistでなんとかなってしまいます。メモもEvernoteにまとめているので、スマホやPCさえあれば生きていけます。今の時代ならではですね。

2019年、手帳を買おうと思った理由。

それでも来年は手帳を使おうと思ったのは、以下の2点の理由です。

  • 脱・変な完璧主義
  • ”気持ち”の記録

変な完璧主義を抜け出す。

「白紙を作ってしまった自分はおかしい。これでもうおしまいだ」

少しでもできなかったこと・やれなかったことがあると、その少しのキズが修復不可能なほどのキズに思えてしまう。そして自分はダメな人間だと殻に閉じこもって、次のアクションをなかなか起こせなくなってしまいます。

『ちょっとくらい悪くても、白紙でもいいじゃない』、と思える心を作りたいのです。

一日抜けても、1か月抜けても、これからやればいいんだと思い直すための訓練になればよいと思っています。

これは誰かに強制してもらうようなことでもありません。白紙になってしまった時の気持ち悪さとどう折り合いを付けるか、自分でしっかりと乗り越えられるようになりたいです。

もちろん、理想は毎日手帳を活用することですが!

”気持ち”のログを付ける。

毎日ただ単純にスケジュールをこなしていくと、ふとした瞬間に「あの時自分は何をしたっけ」とやったことや感情が思い出せなくなることがありました。

それって勿体ない。一日一日過ごしていく中で何も覚えてないってことは、他の日と特筆すべき差異がなかったということ。

そして、思い出せないという自分の状況に焦りました。

人生の価値がどこにあるかはわかりませんが、今の私はただ毎日を消費してるだけだということに思い至ったのです。

ここ数年はアプリケーションでスケジュールを記録していますが、そこに”感情”のログは記していませんでした。

記憶は感情と紐づけられることで深く根を張ります。一日一日を思い出すためのエッセンスとして、手帳に”気持ち”を書き残しておけば、振り返ったときに思い返しやすいはずです。

私は気持ち的にも体調的にも落ち込みやすいため、どんな時に凹むのか、上がるのか、という記録は役に立つと考えました。

今年選んだ手帳。:EDiT 週間ノート

今年選んだ手帳は、EDiTの週間ノートです。

この手帳は一昨年購入して使っていました。例によって途中から白紙にしてしまった手帳ではありますが、リベンジを兼ねています。

この手帳のサイズはセミA5ということで、A5サイズより一回り小さいくらいです。私はカバーバージョンの赤色を購入しました。カバーのPUも手触りがよく、硬い生地ではないので開きやすくなっています。他の色も鮮やかで、カバー無し、チャック付きカバー付き等バリエーションに富んだラインナップが存在します。

どのページを開いても、パタンと180度しっかり開くのもグッドポイント。

構成

3年カレンダー→年間カレンダー→年間プランニング&レビュー
→プロジェクトタイムライン→マンスリー→ウィークリー
→ノート→祝日・時差・路線図等

詳細(公式)→セミA5 週間ノート(ETH) - 手帳2019(12月・1月始まり) - EDiT(エディット)手帳 2019|新しい働き方。新しい手帳。

この手帳の一番の特徴は、”週間ノート”ページにあります。

上半分が週間バーチカルのようになっており、下半分がフリーメモという構成です。

上半分のバーチカル部分は薄く3分割されているため、朝・昼・晩と予定を時間帯ごとに記入することも。

下半分のフリーノート部分にも、日付ごとに区切れるよう上下にドットが打ってあります。線を引いて、完全なバーチカルとして活用することも可能です。

週間ノートが2019年12月31日までありますが、そのあとのページはほぼ全て”ノート”です。

この手帳、半分弱がノートページなんですよ。メモが大好きなので、このノートページの多さは嬉しいですね!

紙質

EDiTの紙は白く、つるすべっとした質感です。トモエリバーほど薄くはありませんが、普通のノートほどは厚みがありません。わりと薄めの紙です。

万年筆を滑らせていても、紙にひっかかるような感じはしません。

気になる裏抜けですが、万年筆・油性ボールペン共に裏抜けしませんでした。(万年筆:ペリカン・ブルーブラック/Sailor Jentle Ink・ブルーブラック、油性ボールペン:PILOT)

裏抜けはしないものの紙が白く薄いため、書いた文字が透けます。これについては仕方がないことですね。

私なりの手帳の使い方(予定)。

あくまで使い方の予定であり、使っていくうちに変わっていくかもしれません。

脱完璧主義を掲げているため、あまりきっちりきっちりと縛らないようにしています。

マンスリーページ

マンスリーの1日の枠の中には、半分のところに薄くラインが入っています。

予定を午前・午後と分けて記入するのも考えましたが、

私は上半分:主な予定下半分:睡眠時間・気分・体調等、と記入することにしました。

一月を俯瞰して眺めた時、この時体調悪かったのだ、この時上昇してたんだ、とわかりやすくなる気がします。

ウィークリーページ

ウィークリーの上半分も、朝・昼・晩等で区切るのに最適なラインが入っています。

私は上段:主な予定、中段:その日主に行ったこと、下段:自由帳、と記入内容をざっくり分けました。

時間に沿って自分の予定や行ったことを書き連ねていく、というのはあまり好きではありません。

時間で区切れば区切るほど、何か別のものに支配されている気分になってしまいます。実際そうやってログをとっていた時期は、内容より時間を意識しがちになっていました。

途中で白紙になっていった手帳たちは、予定とやったことを詳細に書いていました。自分の一日の内容のなさに落ち込み、書く内容のバリューを出そうとするあまり、時間に固執ししんどくなっていくパターンに陥ってしまいました。

それより、良くも悪くもインパクトがあった事をドン!ドン!っと書き連ねていく方が、建設的であるはず!

下半分のノートはその週の買い物メモにしたり、ふと思ったことやメモ、予定詳細などなんでも書いています。

スケジュールの詳細については以前通りにGoogle Calendarを用いる予定です。そのため、手帳ではその日の一大イベントと感情や感想を重視していきたいと思っています。

アプリとの付き合い方を変えるのではなく、手帳をプラスするイメージで取り入れます。なんだかんだGoogle Calendarの同期機能や、スマホでどこでも予定を確認・追加できるというのが便利すぎます。

記事のおわりに。

自分と向き合うためのツールの一つとして、うまく活用させていきたいと思っています。脱・完璧主義もそうですが、毎日少しずつ手帳を通して、確固とした自分を見つけていけたら最高です。

「どうしてこんなにダメダメなんだろう」と漠然と自分の駄目さを思うことはよくあります。でも、自分の実際の具体的な欠点を認めるって難しいですし、しんどいです。

逆に、自分のいいところも見つけ辛いですよね。本当に自信を持てている部分ってどこなのだろう、と。

2019年は自分としっかり向き合う年にしようと考えています。

ブログでは精神的なところ、個人的なところについて記事にするのは避けていました。というのも自分に自信がないからです。絶対的な信念もないですし、自分の経歴も誇れるところがありません。精神論を語れるほど、長く生きているわけでも経験があるわけでもありません。

それでも、”考えたことを形にする”ことが大切だと思いました。漠然と思っているだけではなく、きちんと言語化して人に伝えられるようになることが今の私には必要です。

恥の多い人生ですが、少しでも前向きになれるよう努力していきます。

おすすめの記事